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「食は命」を大切に。
会津の豊かな自然に育まれた米をお届け。

福島県会津にて米栽培を行う「あいづ農園」は、「食は命」をコンセプトととし、日本人の食文化を支えてきた米作りを長年続けています。長年研究を積み重ねてきた独自の技術は、どこにも真似出来ない唯一無二のもの。
会津の気候や環境を最大限いかしつつ、あいづ農園だけがもつノウハウを掛け合わせた特別栽培米は、弾力性や粘り気、旨みがしっかり。炊き立てはもちろん、時間が経っても変わらない美味しさを味わえます。

あいづ農園について

「あいづ農園」は、会津美郷町で米栽培を行う農家の人々が結託し、約25年前に立ち上げられました。当時から一般的だった米の大量生産の方針に疑問を抱き、本当においしい米を後世に残していきたいという思いを、立ち上げ当時から大切にしています。

本当においしい米作りのために、栽培方法はもちろん、遺伝や育種、土壌など、米作りに必要な要素を学び直し、研究することで、古くから親しまれてきた米本来の味や食感を生み出すことに尽力してきました。

長年の信頼関係があるからこそ、お互いに協力し合い、良いこと・悪いことあらゆる情報を出し惜しみせず共有し合います。時間をかけて積み重ねてきた歴史こそがあいづ農園のつよみでもあり、他の米農家には追従し難い魅力でもあります。

あいづ農園の特別栽培米

「あいづ農園」の特別栽培米は、減農薬・減肥料が特徴。基本的には通常の栽培方法と同じ手順を踏むものの、種まきや肥料づくりなど、一つひとつの作業工程は独自の手法を取り入れ創意工夫を凝らしています。

あいづ農園の米を語る上で欠かせないのが「肥料作り」。特別栽培米に使用しているのは、ぼかし肥料といって、オリジナルで用意した有機肥料を土に与え、土壌を改良していきます。化学肥料や農薬が少なくても育ちやすくなるような状態にしておくのです。
毎年状況が異なるためマニュアルはなく、その年の気象状況や環境、土の状態などをていねいに観察し、最適な肥料を作っていきます。立ち上げの頃から現在まで、毎年できあがる肥料に同じものはありません。

肥料作りとあわせて気をつけているのが、出穂時期の手入れ。出穂時期とは、その名の通り穂が出始める時期のこと。作物によって異なりますが、米の場合、8月上旬から下旬にかけてが出穂時期とされています。

出穂時期を重要視するのは、この時期の温度管理によって米の美味しさが決まるため。あいづ農園の特別栽培米の場合、粘り気がありしっかりとした米を作るために、アミロースやタンパク質は少ない割合になるよう、温度調整をしています。

試行錯誤を繰り返して築き上げられた豊かな土壌で作られる特別栽培米は、毎年少しずつ食感や味、香りが異なるのも特徴。おいしい米であることはそのままに、ちょっとした変化を楽しむのも農作物をいただく醍醐味といえます。

おすすめの食べ方は、シンプルなおにぎり。時間が経っても米一粒一粒の旨みや食感、香りをしっかり味わえると、あいづ農園のメンバーも太鼓判。冷めてもおいしい特別栽培米は、おにぎりで食べた時により他の米との違いを感じられること間違いありません。

蔵出し米

特別栽培米は蔵出し米であることも特徴のひとつ。蔵出し米とは、米農家が栽培・収穫した米のうち、自身や家族が消費するために保存している分を指します。かつて、米農家は出荷分と別に、家族が食べる分を用意しておき蔵に保存していたことからそう呼ばれているのだそうです。

丹精込めて作った米は、米農家にとっても特別なもの。できあがる米の見た目や味、食感も異なり、違いがあるからこそ、それぞれの良さが際立つもの。米農家が食べている米を一人でも多くの人に食べてもらいたい思いから、「あいづ農園」から直接みなさんのもとへ特別な蔵出し米をお届けします。

コンセプトに共感した
仲間と共に25年

会津美郷町を中心に活動する「あいづ農園」。あいづ農園のつよみは、参加メンバーの米作りへの思いが合致しているということ。全員が「食は命」のコンセプトを大切にし、日本人の食の根幹である米を通じて、食のありがたみを感じてもらいたいといった思いを共有しています。

あいづ農園を立ち上げ、新しい米作りを始めたのは25年ほど前。当時主流だった、大量生産や品質の均一化にこだわりすぎず、良いもの、おいしいものを作ることにこだわっています。

食べることの大切さや楽しさに気づいてもらうためにも、米作りにおいて時間や手間暇をかけていくことを惜しみません。年月を重ねて変わっていく環境や社会生活、食に対する価値観などあらゆる観点から、その年に最適な栽培方法を採用し、いつの時代もおいしいと言ってもらえる米作りを目指しています。

今でこそ少数精鋭の集まりで農業を行っている団体は多数ありますが、当時はほとんどなく、栽培から販売まで手探りながら取り組んできました。今では担当制でそれぞれに役割があり、質だけでなく効率の良い米作りを実現しています。

米作りに最適な環境・福島県会津

福島県会津は、昼は暑く夜は涼しい、寒暖差のある地域。それによって、米の食感や甘み、旨みを作り出す「でんぷん」が蓄積され、おいしい米が作れるのです。また、降雪地帯でもあり、冬に降った雪が春には雪解け水となり潤沢な水を田んぼへもたらしてくれます。