近年、「クラフトコーラ」という言葉を耳にする機会が増えています。カフェのメニューや専門店の棚に並び、家庭で手づくりする人も現れるなど、注目が高まっています。
見た目は黒褐色で炭酸が入っている点は一般的なコーラと同じですが、その中身を見ていくと、実は根本的な違いがあります。
クラフトコーラは、果実やスパイス、ハーブといった自然素材を煮詰めてつくるシロップを炭酸で割った飲み物です。一方、一般的なコーラは香料やカラメル色素、甘味料などを配合して製造される清涼飲料水。製造の目的も、味づくりのプロセスもまったく異なります。
本記事では、クラフトコーラの定義や背景を整理しながら、一般的なコーラとの違いを歴史、製法、味わい、文化といった観点から解説します。後半では、OMOTENASHI STOREで取り扱う 「Agrinos」の「富士山嶺クラフトコーラ」を例に、素材から考えるクラフトコーラの魅力を紹介します。
コーラのはじまりと変化
コーラの起源は19世紀後半のアメリカ南部にあります。当時の薬剤師ジョン・ペンバートンが、植物エキスをブレンドして調合した「薬用飲料」がはじまりでした。当初は疲労回復や頭痛の緩和といった効能をうたって販売されており、現在の清涼飲料とは異なる目的を持っていました。
原料には「コカの葉」と「コーラの実」から抽出した成分が使われており、そこから「コカ・コーラ」という名前が生まれました。のちにカフェインなどの成分が制限され、薬用飲料から嗜好品へと移行し、炭酸水を混ぜた清涼飲料として再定義されていきます。
20世紀に入ると、冷蔵・瓶詰め・流通技術の発展により、大量生産と味の再現性が重視されるようになります。こうしてコーラは「どこで飲んでも同じ味を楽しめる飲み物」として世界的に広まりました。その結果、香料や酸味料、着色料を使って安定した味を再現する技術が進化します。
天然素材はロットによるばらつきが大きく、安定した生産には向きません。そのため、化学的に調整された香料や甘味料が中心となり、均一で飲みやすい味わいが求められるようになったのです。
このように、現代の一般的なコーラは、甘味と炭酸の刺激を最適化した飲み物として完成しました。しかし、均一で便利な味の裏で、かつてのように素材の個性を味わう楽しみは薄れていったのです。そうした流れに対して、手づくりの味や、素材の香りを取り戻そうとする動きから生まれたのが、クラフトコーラです。

今の時代のコーラは喉を潤す清涼飲料としてだけでなく、味や香り、飲むシーンなどを楽しむ体験的な飲み物として捉えられるようになったのですね。(根本 理沙)
クラフトコーラとは?素材と製法に宿る違い

クラフトコーラとは、スパイスや果実を煮出してつくるシロップをベースに、炭酸水で割って仕上げる飲み物です。工場での大量生産よりも、素材の状態を見極めながら仕上げる点に特徴があります。製造過程は素材から香りや酸味を引き出すことに重点を置き、薬用飲料としてのコーラの原点にも通じています。
原材料の特徴
クラフトコーラで使われる主な素材には、果実、スパイス、甘味、その他素材の4つの要素に分類できます。
果実は酸味と爽やかな香りを、スパイスは深みと清涼感を、甘味は全体の調和をとる役割を担います。さらに、生姜やハーブなどの素材が余韻を与え、香りの立体感を引き立てます。
スパイスの配合はブランドごとに異なり、それぞれの組み合わせが味の印象を大きく変えます。たとえば、カルダモンは清涼感を、シナモンは温かみを、クローブは奥行きのある香ばしさをもたらします。
また、果実の皮にはリモネンやサビネンといった香気成分が含まれており、加熱によってこれらが引き出されることで、自然由来ならではの立体的な香りが生まれます。
これらの素材が重なり合うことで、人工香料では再現できない、自然のハーモニーが生まれるのです。
| 分類 | 主な素材 | 役割 |
| 果実 | レモン、オレンジ、温州みかん、ゆずなど | 酸味と香りを与える |
| スパイス | シナモン、カルダモン、クローブ、ナツメグなど | 深みや清涼感を演出 |
| 甘味 | きび糖、てんさい糖、はちみつなど | 柔らかな甘さを加える |
| その他 | 生姜、ハーブ類 | 余韻や風味のアクセント |
製法の特徴
クラフトコーラは、抽出型の製法が基本。スパイスや果実を時間をかけて煮出し、糖を加えて味を調整します。熱の入れ方や煮詰め時間によって香りの出方が変わるため、製造には経験が求められるのです。大量生産ではこの微調整が難しいため、多くのクラフトコーラは小ロットでの生産が主流となっています。
また、香料や保存料を加えない分、素材の鮮度や水分バランスの管理が重要になります。製造工程は科学的な再現性よりも、作り手の感覚を重視する、半分料理のような仕事ともいえるでしょう。そのため、ブランドごとに味が異なり、同じクラフトコーラという名前でも仕上がりは多様です。
味わいと楽しみ方
クラフトコーラの味は、単に「甘くて爽やか」という表現では足りません。飲んだ瞬間に感じる酸味と甘味のあとに、スパイスの香りが穏やかに広がり、最後に果実の余韻が残ります。甘味料を中心に設計された一般的なコーラと違い、味の変化や香りの持続が特徴です。
冷やして炭酸割りにすれば爽快感が増し、温めて飲むとスパイスの香りが引き立ちます。ミルクやソーダ、アイスクリームとの組み合わせなど、アレンジの幅も広く、嗜好性の高い飲み物として親しまれています。
クラフト文化から生まれた飲み物としての価値
クラフトコーラの登場は、クラフトビールやクラフトコーヒーと同じ流れにあります。効率化や大量生産が進む中で、素材や手仕事に価値を見いだすという文化的な転換が起こり、飲料の世界にもその動きが広がりました。
クラフトとは、手仕事や技術を意味します。素材の違いを受け入れ、人の手で最適なバランスを探ることに重きを置く考え方です。日本でも2010年代後半から、地域の素材を使ったクラフトドリンクが増えはじめました。ゆずや温州みかん、生姜、山椒など、土地ごとの特色を生かした商品が全国各地で登場しています。
クラフトコーラはそうした地域資源の活用にもつながっています。柑橘の皮やスパイスの一部は、これまで廃棄されていた副産物から生まれることもあり、地産地消やフードロス削減の観点からも注目されています。地域の生産と消費を結び直す存在でもあるのです。
飲み物としての美味しさだけでなく、どこで、誰が、どんな素材でつくっているかが見える点もクラフトコーラの特徴。これまで均一化されていたコーラの味に、地域と人の個性が戻ってきたのです。クラフトコーラの広がりは、そんな時代の変化を映し出しているのかもしれません。

クラフトコーラは原液で販売しているものも多く、自分の好みの味に調整できるのも楽しみ方のひとつですね!(根本 理沙)
クラフトコーラと一般的なコーラの違い
クラフトコーラと一般的なコーラは、見た目こそ似ていますが、構成や製法、味の方向性が根本的に異なります。
ここでは、原材料、製法、味わい、楽しみ方、価値観の5つの視点から比較してみましょう。
| 比較項目 | クラフトコーラ | 一般的なコーラ |
| 原材料 | 果実・スパイス・糖類などの天然素材 | 香料・カラメル色素・酸味料などの合成素材 |
| 製法 | スパイスや果実を煮出して抽出する、手づくり型 | 原料シロップを配合して混合する工業型 |
| 味の特徴 | 複数の香気成分が重なり合う立体的な味 | 甘味と炭酸の刺激が中心の均一な味 |
| 甘味料 | きび糖、てんさい糖、はちみつなど | 果糖ぶどう糖液糖、人工甘味料など |
| 保存料・香料 | 不使用または最小限 | 安定性・再現性のため使用されることが多い |
| 楽しみ方 | 割り方や温度、アレンジで変化を楽しむ | 冷やしてそのまま飲むのが一般的 |
| 価値観 | 素材や地域性、作り手の個性を重視 | 世界中で同じ味を提供する均一性を重視 |
原材料と香りの違い
クラフトコーラの最も大きな特徴は、香りの立体感です。シナモンに含まれるシンナムアルデヒド、クローブのオイゲノール、カルダモンの1,8-シネオールなど、天然スパイスには複数の揮発性成分が含まれています。これらの香気成分が加熱によって拡散し、飲むたびに異なる香りが感じられます。
一般的なコーラは香料によって香りを再現しているとされます。味のばらつきが少なく、常に同じ香りを楽しめますが、自然素材特有の香りの揺らぎは感じにくくなります。
製法と甘味の違い
クラフトコーラは、素材を煮詰めてシロップ化する工程が中心です。加熱の過程で糖がカラメル化し、甘味に深みが生まれます。
また、きび糖やてんさい糖などの天然由来の糖は、果糖ぶどう糖液糖に比べて甘味の立ち上がりが穏やかで、後味が残りにくい特性があります。
そのためクラフトコーラの甘味は「やさしい」と感じられることが多いのです。
一般的なコーラは甘味料と酸味料の比率を緻密に管理し、味を科学的に設計しています。炭酸の刺激やカラメル色素の風味を活かすため、甘味の強弱をミリグラム単位で制御することもあるそうです。これは工業飲料としての再現性と安定性を追求した結果といえます。
味わいと飲み方の違い
クラフトコーラの味わいは、時間とともに変化します。最初に感じるのは果実の酸味、次にスパイスの香り、最後に糖のまろやかさが残るのです。そのため、炭酸割りだけでなく、ホットやミルク割りなど温度や組み合わせで香りの印象が変わります。
一般的なコーラは冷たさと炭酸の刺激による、即効性のある爽快感を重視している傾向にあります。飲み方はほぼ冷却一択であり、味の再現性と清涼感が最大の価値です。
目指す方向性の違い
両者を比較すると、クラフトコーラは自然素材の魅力を楽しむ飲み物、一般的なコーラは味の一貫性と爽快感を楽しむ飲み物といえるでしょう。どちらが優れているというよりも、目的と価値観の違いがはっきりしています。
クラフトコーラは素材の多様性、一般的なコーラは世界共通の味といった差こそが、それぞれの魅力につながっています。

現代のライフスタイルや価値観に合わせて進化した方向性の違いを感じますね。(根本 理沙)
クラフトコーラが人気を集める理由

クラフトコーラが注目される背景には、流行だけではないさまざまな理由があります。近年の健康志向や自然素材志向、さらには食のストーリーテリングへの関心の高まりが後押ししています。ここではクラフトコーラが人気を集める理由の一部を紹介します。
健康・自然志向の高まり
厚生労働省が発表した「国民健康・栄養調査」によると、清涼飲料の摂取量は減少傾向にある一方で、砂糖や添加物を控えた飲料への需要は増加しています。
クラフトコーラは保存料・着色料を使わず、糖の種類や量を抑えて作るため、安心して飲める炭酸飲料として受け入れられています。とくに素材の産地や原料表示が明確である点も、消費者の信頼を得やすい要素です。
作り手の顔が見えるストーリー性
クラフトコーラには誰がどのように作っているかという背景があります。原材料の調達から製造までを小規模で行うことが多く、農家や地域とのつながりが可視化されています。
「どの土地の果実を使っているのか」「どのスパイスをどうブレンドしているのか」といった情報が、商品の個性や付加価値を高めています。
食品マーケティングの調査でも、ストーリー性を重視して商品を選ぶ傾向は20〜40代を中心に拡大しています。クラフトコーラはまさに味の背景まで楽しむ飲み物として、その価値を確立しつつあります。
地域素材の再発見と地産地消
クラフトコーラの多くは、地域で採れる果実やスパイスを使って作られています。ゆず、温州みかん、生姜、山椒など、各地の特産物を原料にすることで、地域経済にも還元されています。
地産地消型の飲料開発は、農作物の廃棄削減(フードロス対策)や地域ブランド化にもつながっています。
たとえば「Agrinos」の富士山嶺クラフトコーラでは、静岡県川根本町で育ったゆずを使用しています。果皮を丸ごと使い、香り成分を余すことなく引き出す製法は、まさに素材を生かす地域の知恵の体現といえるでしょう。
体験型・ギフト需要の高まり
クラフトコーラは、飲むだけでなく自分でアレンジする、誰かに贈るという体験を楽しめる点でも支持されています。
自宅で炭酸割りを作ったり、カクテルベースにしたり、アイスクリームにかけたりと、多様な楽しみ方があるため、ギフトや季節の贈り物にも選ばれています。瓶のデザインやパッケージの美しさも、購入動機のひとつになっています。
持続可能な食文化への関心
クラフトコーラは、環境に配慮した製造や地域循環の観点からも注目されています。自然素材を使うことで化学原料の依存を減らし、地域の農業や加工業と連携することで、持続可能な食の循環を目指しています。サステナブルなライフスタイルの一部として位置づけられつつあるのです。
クラフトコーラは、味だけでなく価値そのものを変えつつある飲み物。健康・地域・環境といった社会的テーマとつながりながら、今後ますます広がりを見せると考えられるでしょう。

クラフトコーラの人気は一時的なブームではなく、健康・ストーリー・地域・環境といったさまざまな観点に寄り添う飲み物として選ばれているのかもしれませんね。(根本 理沙)
日本におけるクラフトコーラの広がりと地域ブランド化
クラフトコーラという言葉が日本で知られるようになったのは、2018年頃からといわれています。そのきっかけとなったのは、東京を拠点とする小規模メーカーが発売した国産スパイスコーラ。SNSやメディアで注目を集め、手づくりのコーラ・国産素材を使ったコーラという新しいジャンルが一気に広まりました。
以降、各地で地元産の素材を活かしたクラフトコーラが誕生しています。この流れを支えているのは、地域資源の再発見と、ものづくりへの回帰のふたつの要素です。
地域の素材を活かす飲料として
日本各地では、地元で育まれた素材を活かしたクラフトコーラが次々に誕生しています。それぞれの土地に根づく農作物や香りの文化を生かすことで、味わいにも地域性が表れます。
たとえば、生姜の名産地ではスパイシーな香りを強調し、果樹の産地ではフルーティーな甘みを前面に出すなど。作り手ごとに異なる表現が楽しめるのも、クラフトコーラの魅力といえるでしょう。
地域発のクラフトコーラは、その土地を味わう飲みものとして観光や地域振興にも貢献しています。素材の個性を最大限に活かすことで、よくある清涼飲料水ではなく、地域の風土や文化を伝える飲み物としての役割も果たしてくれるのです。
- 高知県産:生姜を主原料にしたスパイシーなタイプ。爽やかな刺激と温かみのある香りが特徴。
- 和歌山県産:温州みかんの果皮を活かしたフルーティーなタイプ。やさしい酸味と自然な甘さが広がる。
- 長野県産:りんごや山椒を組み合わせた爽やかなタイプ。果実の甘酸っぱさと和のスパイスが調和。
- 静岡県産:ゆずや緑茶の香りを融合させたタイプ。柑橘の香りにお茶の渋みが加わり、上品な余韻を残す。
小規模生産とブランドの多様化
クラフトコーラのもうひとつの特徴は、製造規模が小さいことが考えられます。多くのブランドが地元企業や個人事業主によって運営されており、手づくりで少量生産を行っています。
理由としては、設備の問題ではなく「素材を見極めながら、その都度最適な味に仕上げたい」という考え方に基づいています。
また、SNSやECサイトを通じて個性あるブランドが全国に発信されるようになり、地元発クラフトコーラが地域ブランドとして確立する事例も増えています。たとえば、ゆずやみかんなどの果皮を活かした製品は、果汁加工の際に発生する副産物を有効利用するケースもあり、フードロス削減にもつながっています。
文化としての定着へ
クラフトコーラの人気が定着しつつあるのは、味の魅力だけでなく、文化的背景を伴っているためと考えられます。もともとコーラは海外発祥の飲み物ですが、クラフトコーラは日本的な味覚を取り込むことで独自の進化を遂げました。
日本の食文化では、季節の移ろいを感じる香りや、素材そのもののやさしさが重視されます。クラフトコーラの多くが砂糖を控え、柑橘やスパイスの自然な香りを大切にしているのは、その価値観と共通しています。
近年では、イベントやカフェでもクラフトコーラが提供されるようになり、アルコールに代わるノンアルの嗜好飲料としても支持を集めています。
味や見た目だけでなく、作り手の考え方や地域性を伝える飲み物として、日本の飲料文化に新しいカテゴリーを築きつつあります。

地域ごとに異なる原料と製法が活かされているので、その土地を訪れた人にとっては、旅の記憶を持ち帰る楽しみにもなりそうですね!(根本 理沙)
Agrinosの富士山嶺クラフトコーラ

OMOTENASHI STOREで取り扱う「Agrinos」の「富士山嶺クラフトコーラ」は、地域発のクラフトコーラを代表する一品です。静岡県川根本町のゆずをはじめとする国産素材を使用し、富士山麓の自然と共に育まれた飲み物として、素材の力をていねいに引き出しています。
素材と製法
富士山嶺クラフトコーラには、静岡県川根本町産のゆずが使用されています。川根本町は標高が高く、昼夜の寒暖差が大きいため、香りの強い柑橘が育ちやすい土地です。
この地域で採れたゆずは、香気成分のひとつ「サビネン」を多く含み、爽やかでキレのある香りが特徴です。
Agrinosでは、このゆずの果皮と果汁を丸ごと煮出し、香り成分を逃さない製法を採用しています。また、レモンやカルダモン、シナモン、ナツメグ、クローブなどのスパイスを独自のバランスでブレンド。てんさい糖のまろやかな甘みを合わせることで、スパイスの刺激と果実の酸味を調和させています。
添加物や保存料は使用せず、素材の風味をそのまま生かして仕上げている点も特徴です。人工的な甘さがなく、後味がすっきりとしているため、炭酸割りはもちろん、温めて飲むとゆずとスパイスの香りがより豊かに感じられます。
味わいと香りの特徴
ひと口含むと、まず柑橘のフレッシュな酸味とスパイスの温かみが広がります。カルダモンやクローブの香りが後を追うように立ち上がり、最後にシナモンの穏やかな甘さが残ります。複雑でありながら、どの香りも強すぎず、全体が調和したバランスの良い味わいです。
また、ゆず特有の苦みが心地よいアクセントになっており、甘味とのコントラストが楽しめます。これらの香りは、加熱時に生成される揮発性成分(リモネン・サビネン・ゲラニオールなど)によって生まれ、飲み進めるたびに香りの印象が変化します。
人工香料では再現できない自然の香りの層が感じられる点が、クラフトコーラならではの魅力です。
飲み方の提案
富士山嶺クラフトコーラは、好みに合わせてさまざまな楽しみ方ができます。冷たい炭酸水で割ると爽やかでスパイスが際立ち、ホットで飲むとゆずの香りが穏やかに広がります。牛乳で割るとチャイのような味わいになり、デザートソースとしてアイスクリームやヨーグルトにかけるのもおすすめ。
季節によって感じ方が変わるため、暑い夏から冬まで年間を通して楽しめる飲み物です。パッケージには富士山のシルエットが描かれており、贈答品としてもおすすめです。

個人的にはお風呂上がりの1杯におすすめです!(根本 理沙)
飲み方とアレンジの楽しみ方

クラフトコーラは、飲み方によって印象が大きく変化します。その日の気分や季節に合わせて、味わいを自由にカスタマイズできるのも魅力のひとつです。
炭酸割り(スタンダード)
最もスタンダードな飲み方は、炭酸水で4〜5倍に希釈する方法です。スパイスの香りが引き立ち、後味はすっきりと軽やかに。氷を多めに入れてしっかり冷やすことで、香りの輪郭がよりシャープになります。
素材の香りや甘さのバランスをそのまま感じられるため、初めて飲む方にもおすすめの楽しみ方です。
ホットコーラ
寒い季節に試してほしいのが、温かいクラフトコーラ。鍋やミルクパンで軽く温めると、ゆずやシナモンの香りがふんわりと立ち上がり、心まで温まる味わいに変わります。
体の内側からじんわり温めてくれるため、冷えが気になる日や夜のリラックスタイムにもぴったりです。
さらに、紅茶やジンジャーシロップを少し加えると、チャイのような深みが生まれます。
ミルクで割れば、やさしいスパイスラテ風にもアレンジ可能です。
アレンジドリンク
クラフトコーラは、そのまま飲むだけでなく、組み合わせ次第で新しい表情を見せてくれます。アルコールとの相性も良く、ラムやウイスキーを加えれば、大人のカクテルとしても楽しめます。
その日の気分に合わせて、香りと味の掛け算を楽しんでみてはいかがでしょうか。
- カフェコーラ:エスプレッソ+クラフトコーラ。苦味と甘味の対比が新鮮。
- コーラレモネード:レモン果汁を足すと酸味が際立ち、夏にぴったりの爽快感。
- コーラモヒート(ノンアル):ミントとライムを加えて爽やかさを演出。
食とのペアリング
スパイスを含むクラフトコーラは、食事との相性も抜群。香りの方向性が料理と共鳴し、味覚に新しいバランスをもたらします。おすすめなのは、カレーや揚げ物、チーズなど味に癖のある食事との組み合わせ。
コーラというと甘い飲み物のイメージがありますが、クラフトコーラは香りと酸味が絶妙に効いているため、食中ドリンクとしても違和感なく楽しめます。
| 食品カテゴリ | おすすめポイント |
| スパイス料理(カレーなど) | 香りの方向性が共鳴し、後味を爽やかにする |
| 揚げ物 | 炭酸と酸味が油をリセットしてくれる |
| チーズやナッツ | 甘味と塩味のコントラストが生きる |
| デザート(チョコ・バニラ系) | スパイスの香りが甘味を引き締める |
まとめ
クラフトコーラは、原材料・製法・味わい・楽しみ方のすべてにおいて、素材からていねいに考えられた飲みものです。一般的なコーラが均一な味を追求してきたのに対し、クラフトコーラは、果実やスパイスの個性をなるべく活かし、温度や割り方による変化も楽しめるのが魅力といえるでしょう。同じコーラでも選ぶ視点も、味わう時間も、少し特別なものになります。
はじめて試すときは、まず炭酸割りで素材の香りと甘さを感じてみてください。慣れてきたら、ホットやレモン、ミントなどを加えてアレンジするのもおすすめです。食事と合わせるなら、スパイス料理や揚げ物、チーズ、チョコレートなどもよく合います。
「Agrinos」の「富士山嶺クラフトコーラ」 は、静岡・川根本町のゆずとスパイスを組み合わせた1本。炭酸・ホット・ミルク割りまで幅広く楽しめ、日常のひとときにも、贈りものにもぴったりです。
素材や製法のこだわりは、ブランド・商品ページで詳しくご覧いただけます。季節や気分に合わせて、自分らしい一杯を見つけてみてください。

クラフトコーラは飲むだけでなく、香りや割り方、合わせる食まで含めて楽しめる飲み物。気分や季節に合わせて、お気に入りの楽しみ方を見つけてみてください!(根本 理沙)










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