It Wokashiについて
「It Wokashi」は「新感覚の和菓子を作る」をテーマに、2018年に誕生したブランドです。300年の伝統を持つ「小原木本舗 大徳屋長久」の技術と現代的な新しい視点を融合させ、若い世代にも和菓子の魅力を楽しんでもらえるようなラインナップを取り揃えています。代表作として、「飲めるほどに柔らかい」クリーム大福がTVやSNS、クチコミを中心に人気を集めています。
柔らかさと味わいにこだわり抜いたクリーム大福は、柔らかい食感を極限まで追求。中の餡にはスパイスやお酒といった新しい素材を取り入れ、今までにない味わいにもこだわっています。
It Wokashiのクリーム大福を広めていくことで、和菓子の魅力発信も目指しています。クリーム大福は、触って楽しめる和菓子でもあり、柔らかさを手で感じることで、和菓子がもつ温かみや職人の技術力を実感してほしいという思いが込められています。
It Wokashiのクリーム大福
クリーム大福のコンセプトとして掲げている「飲めるほどに柔らかい」食感を実現するために、多くの試行錯誤を重ね、開発には1年ほどを費やしました。生地の材料は卵白を従来よりも多く加え、混ぜる作業では回転数などを工夫し空気を抱き込むことで、形成することが難しいくらい柔らかい状態にしました。中の餡も味だけでなく食感にもこだわって配合しているため、口の中でとろけるような食感になっているのです。
餡のラインナップも特徴のひとつ。新しいものを生み出すのであれば今までにない味を表現したい、という考えから和菓子では使わないような材料を取り入れています。苺&ピンクペッパーや抹茶&レモン、烏龍&杏仁など、斬新なフレーバーの数々は、料理研究家や専門家とタッグを組み何度も試作を重ねて完成しました。
クリーム大福の柔らかさの秘密
クリーム大福の生地となる餅は、一般的な大福よりも水分と卵白の量を多めに使用しています。そのため、特有の柔らかさと滑らかな口当たりが生まれます。また、ミキサーの回転数を通常より速く設定することで、より多くの空気を生地に取り込み、とろとろとした食感のお餅に仕上げています。
口に入れた瞬間、口内の温度で溶けていく絶妙なバランスを見つけるのは非常に難しく、柔らかさを求めすぎるあまり、生地が破れてしまうことも。試行錯誤を繰り返し、1年ほどかけて理想的なクリーム大福を完成させることができました。
風情と自然が織りなす、心安らぐ街
「小原木本舗 大徳屋長久」は三重県鈴鹿市白子駅に本店を構えます。鈴鹿市はかつて港町や関所として貿易の拠点となっており、現在も本店の裏には海が広がる風光明媚な地です。白子駅は、近鉄名古屋線が通り、名古屋や伊勢志摩方面へのアクセスも抜群。駅周辺には昔ながらの商店街が広がり、地元の名産品やグルメを楽しめるお店もあります。
少し足を延ばせば、日本有数のモータースポーツ聖地「鈴鹿サーキット」や、白子の浜といった自然スポットもあり、観光地としても人気があります。駅周辺では定期的に地元のイベントが開催され、地域の伝統文化や季節の催しを体感できるのも魅力のひとつです。