みかんがもっと好きになる。
「年中みかんのとれるまち」から新鮮なみかんを直接お届け。
年中みかんのとれるまち・三重県御浜町で、みかんやレモンなどの柑橘類の栽培を行う「ゼロイチふぁ〜む」。ここで作られるみかんは、いずれも糖度10以上を目指して育てられ、毎年多くのA級みかんを販売しています。
おいしいみかん作りの秘訣は、すべての工程の省力化を目指したこと。農園の管理や、肥料の散布などは専用の機械を導入。栽培に必要な労力や時間を極力抑え、その分みかん一つひとつに向き合いながらていねいに育てることに特化しています。
心血をそそぎ、手塩にかけて育てられたみかんは、優しくまろやかな甘みにジューシーな食感、のどごしもさわやかな一級品ばかり。
今後も農園を盛り上げていくために、2024年には「ゼロイチふぁ〜む」を設立。ゼロから何かを生み出す“ものづくり”が好きな山本さんは、最初の1歩目を大切にしたいという思いも屋号に込めました。
ゼロイチふぁ〜むのみかん
「ゼロイチふぁ〜む」では、9月中旬〜10月中旬にかけて極早生温州みかんを、11月中旬〜12月中旬にかけて早生温州みかんを販売しています。
早生温州みかんは糖度が10以上あり、コクの感じられる甘さと適度な酸味が特徴のみかんです。他品種と比較すると、薄皮が薄く食べやすいのも特徴。口に頬張った時の歯触りが良く、皮が口の中に残りにくいため、お子さまやお年寄りにもおすすめ。
高い糖度を維持しつつ、木を守る栽培を行う中で、特に意識されているのは水分コントロール。木に適度なストレスを与えることで、果実に栄養を蓄える働きが促進されるため、糖度が高まっていくのです。
できる限り新鮮な味や香りを楽しんでもらうために、注文後に収穫し、直接お届け。通常、収穫された農作物が店頭に並べられるまでにいくつもの工程や時間がかかるため、農園から直接届いたみかんは鮮度の違いが感じられます。
極早生温州みかんと早生温州みかん
極早生温州みかんは、9月〜10月にかけて旬を迎えるみかんです。その名の通り見た目が青く、「青切りみかん」とも呼ばれています。
収穫時期が早いこともあり見た目には青さや黄味が残る極早生温州みかん。
甘さだけではなくバランスの良い酸味で、秋の訪れを感じることができる爽やかな味わいです。
極早生温州みかんと早生温州みかんの違いは、生育期間と収穫時期の違いにあります。開花・成熟・結実を経て収穫へと至る期間の長さによって、品種が分類されています。極早生温州みかんは生育期間が最も短く、早生温州みかんは次いで短くなります。
11月頃に収穫を迎える早生温州みかんはより糖度がのり、綺麗なオレンジ色に染まった皮が甘さが特徴。
程よい酸味の中にしっかりとみかん本来の甘みを感じ、中の皮も薄く食べやすいことからこたつのみかんとして親しまれています。
極早生温州みかん、早生温州みかん以降に収穫されるみかんは、中生みかん、晩生みかんと呼ばれ、それぞれ11月下旬〜3月頃にかけて流通します。
年中みかんのとれるまち・三重県御浜町
三重県御浜町は紀伊半島にある人口8,000人程度の小さな町。本州の中ではほぼ最南端に位置する紀伊半島は、温暖な気候と水捌けの良い土壌を有しています。
中でも気候に合ったみかん栽培が盛んで、「年中みかんのとれるまち」と呼ばれるほど。町を歩くとあちこちにみかん農園を見ることができ、年間を通してさまざまな種類のみかんが収穫されています。
雄大な自然に囲まれた御浜町では、みかんや柑橘類をはじめとした農作物だけではなく、海産物、畜産物の生産も盛んです。
町の背に険しくそびえ立つ紀伊山地。海側には日本で一番長い砂れき海岸・七里御浜から太平洋を望むことも。キャンプや海遊びを楽しめます。
街の喧騒から離れて、静かな風や波の音に耳を澄ませれば、時間を忘れた安らぎを得られるでしょう。