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みかんジュースの効能と栄養。オレンジジュースとの違いは?

やさしい甘みと飲みやすさから、子どもから大人まで幅広く親しまれているみかんジュース。
栄養的にもビタミンCやカリウム、クエン酸なども摂れることから、手軽な栄養補給としても利用される飲み物といえるでしょう。

みかんジュースにはβ-クリプトキサンチンなどのカロテノイドが含まれており、これらの成分には健康維持や美容効果も期待されています。
また、果物を食べるよりも手軽に摂取できるため、忙しい時や食欲がない時にも簡単に栄養を取り入れられるのも魅力。

今回は、みかんジュースに含まれる主な栄養素や期待されている効能について詳しく紹介します。

みかんジュースの効能

みかんジュースには、みかんに含まれる様々な栄養素が含まれており、健康だけでなく美容にもうれしい働きが期待されています。
美味しくて飲みやすく、習慣的に栄養を摂れる点も嬉しいポイント。
みかんジュースに含まれる主な栄養素はビタミンC、カリウム、β-カロテン、β-クリプトキサンチンなどがあり、これらの成分には以下のような働きがあるとされています。

  • 抗酸化作用
  • 生活習慣病予防対策
  • 免疫機能サポート
  • 骨の健康維持
  • 血管・血圧のサポート

特に、みかん特有の成分である「β-クリプトキサンチン」は、強い抗酸化作用を持つカロテノイドの一種として注目されている成分。
抗酸化作用は、体内の活性酸素の働きを抑え、細胞へのダメージを防ぐ働きのことです。
生活習慣病の予防などの健康維持だけでなく、シミやシワといった肌老化を根元から防ぐため、美容面でも注目されています。

また、みかんに豊富なビタミンCは、免疫機能のサポートやコラーゲン生成に関わる栄養素として知られており、さらに塩分バランスを整え血圧をサポートするとされているカリウムも含まれる点が特長。
β-クリプトキサンチンは、果肉を包む薄皮である「じょうのう」に多く含まれるため、果肉や薄皮が入ったフレッシュジュースを選ぶのがおすすめ。
みかんジュースは手軽に飲めるため、日常に取り入れやすい点が魅力です。

みかんの栄養についてはこちらの記事で詳しくまとめています。

オレンジジュースとの違い


柑橘系飲料といえばみかんジュースよりも広く普及しているオレンジジュース。一見すると似たものと思いがちですが、栄養素にはそれぞれ特徴があります。

味の違い

みかんジュースは、オレンジジュースに比べて酸味や苦味が少なく、甘みが強いのが特長。そのため、子どもでも飲みやすい味わいとされています。
一方、オレンジジュースは適度な酸味やさっぱりした風味があり、爽やかな味わいを楽しむことができます。

栄養の違い

どちらもビタミンCやカリウムを豊富に含んでいますが、違いはみかんに特に多く含まれる栄養素のカロテノイド
みかんジュースにはβ-クリプトキサンチンやβ-カロテンが多く含まれており、オレンジジュースには食物繊維、カリウム、葉酸、カルシウム、ビタミンCが多く含まれています。

このように、みかんジュースは甘みが強くカロテノイド系成分が豊富で、オレンジジュースは酸味のある爽やかな味わいと、ビタミンCや葉酸などの栄養素を多く含む点が特徴。

どちらがおすすめ?

目的に応じて選ぶなら、バランスよく栄養を摂りたい場合はオレンジジュース。β-クリプトキサンチン・β-カロテンを重視したい場合はみかんジュースが向いています。

また、味の好みで選ぶのも良いでしょう。甘くやさしい味わいが好きならみかんジュース、酸味や爽快感を楽しみたいならオレンジジュースがおすすめ。
さらに、100%果汁かどうか、ストレートか濃縮還元かによっても風味が変わります。そのため、購入する際は商品表示を確認し、自分の好みに合ったものを選ぶことが大切です。

手軽さを選ぶならオレンジジュース、こだわりたい場合はみかんジュースがおすすめです。(松永 悠)

100%ジュースとそうでない飲料の違いについて

普段何気なくジュースと呼んでいる飲み物ですが、実は日本では「ジュース」と表示できる飲料に明確な基準を設けています。
コーラのような炭酸飲料や、コーヒー、紅茶、スポーツドリンクなどはジュースではなく「清涼飲料水」という分類に分けられます。
日本では、果汁100%の飲料だけが「ジュース」と表示することを許されています。

果汁100%ジュースは、大きく分けて2種類。

ストレート

  • 果物を絞った果汁をそのまま使用したもの。
  • 果物本来の風味を感じやすい。

濃縮還元

  • 果物の水分を一度飛ばして濃縮し、後から水を加えて濃度を戻したもの。
  • ストレートに比べると風味は落ちる反面、輸送コストを抑えやすく、品質を均一に保ちやすい。
  • 商品によっては香料や甘味料、保存料などが添加されている場合も。

果汁が10〜99%のものは「果汁入り飲料」と呼ばれ、果汁に加えて、水、砂糖、香料、酸味料などを加えた飲料で、飲みやすさを重視した商品が多いのが特徴。

果汁が10%未満のものは先ほど触れた「清涼飲料水」に分類されます。厳密には、乳酸菌飲料や牛乳・乳製品を除いた、アルコール分1%未満の飲み物全般を指します。

これらの基準は消費者庁により細かく定められています。日本では表示規制がかなり細かく、「ジュース」と呼べるのは100%の飲料だけ。
パッケージ表示にも細かな基準があり、「果物の切断面」などの表現は、果汁100%の商品にのみ使用できます。そのため、果物の切断面が大きく載っていたり、「ジュース」と強く表記されている商品は、100%果汁のものです。

このように、パッケージ表示に注目することで、果汁の割合や飲料の特徴をある程度見分けることができますので、日々の買い物でも違った視点で売り場を歩けることでしょう。

スーパーやコンビニの売り場を見渡してみると、「ジュース」と表示されている商品は意外と多くありません。
次に飲み物を選ぶ際は、ぜひパッケージの表示にも目を向けてみてください。(松永 悠)

参考:無果汁の清涼飲料水等についての表示|消費者庁
   飲料の種類|アサヒ飲料

1日の摂取量の目安は?

ジュースは美味しいとついつい飲み過ぎてしまうこともありますよね。
しかし、いくらビタミンCやβ-クリプトキサンチンが豊富だからといって、飲み過ぎはもちろん身体によくありません。ではどのくらいを目安に飲めば良いのでしょうか。

果物の目標摂取量は1日200gとされていますが、みかんジュースはあくまで嗜好飲料なので、食物繊維が少なく、糖分を摂りすぎになりがち。
そのため、飲む量は1日150〜200mL程度(コップ1杯くらい)を目安にすることが推奨されています。
なお、100%ジュースの場合は、200gで生の果物100g分として換算されます。

また、ジュースだけでなく生の果物も一緒に食べることで、ジュースでは不足しやすい食物繊維などの栄養素も補うことも可能。
果物と組み合わせて取り入れることで、栄養バランスをより意識しながら摂取できるでしょう。

参考:毎日くだもの200グラム!|農林水産省

子どもが飲んでも大丈夫?


甘くて飲みやすいジュースは、子どもに飲ませても大丈夫なのか気になる人も多いのではないでしょうか。
ビタミンCなどの栄養を含む一方で、飲み方や量によっては体の小さい子どもには糖分の摂りすぎにつながることもあるので、年齢に合わせた適切な量や与え方を知っておくと安心ですよね。

まず、1歳未満の赤ちゃんには、ジュースは原則として必要ないとされています。水分や栄養はミルクや離乳食から十分に摂ることができるためです。

1歳を過ぎてから飲ませる場合は、1日コップ1杯程度(約120mL)を目安にします。
その際は、砂糖や香料、添加物が入っていることが多い濃縮還元はできるだけ避け、100%ジュースを選ぶことが推奨されています。
また、飲むタイミングは食事やおやつの時だけにし、「1日1回まで」などルールを決めて与えることが大切。

特に注意したいのが、果糖の過剰な摂取。ジュースやスムージーは液体のため糖の吸収が早く、血糖値が上がりやすいとされています。また、食事の前に飲むとお腹がいっぱいになり、食事量が減ってしまう可能性も。

さらに、幼児期は果物を見て・噛んで食べる経験も大切な時期。ジュースばかりに頼るのではなく、生の果物も取り入れることで、食物繊維を摂れるだけでなく、食べる力を育てることにもつながります。

虫歯や偏食を防ぐためにも、ジュースは適量を守り、頻度や与え方に気をつけながら楽しむことを大切にしたいですね。(松永 悠)

参考:「食事と栄養・離乳食」|公益財団法人 母子衛生研究会

実際に飲み比べてみました


今回飲んだのはOMOTENASHI STOREで取り扱っている「ゼロイチふぁ〜む」の極早生温州みかん・早生温州みかんのジュース。
見た目や状態などで規格外となってしまったみかんをストレート100%ジュースに加工しています。

その年のみかんの出来により、出来上がるジュースの風味が毎年変わるので、一期一会のような面白さがあるのもストレートジュースならではの楽しみです。
ジュースの色にも違いがあり、極早生みかんのジュースはやや淡いオレンジ色、熟成が進んでいる早生みかんのジュースは濃いオレンジ色をしています。

「年中みかんのとれるまち」と呼ばれるほどみかん栽培が盛んな御浜町で、ゼロイチふぁ〜むは糖度10以上を目指して温州みかんを育てています。
柑橘類の栽培に適した環境で育ったみかんは、甘さと酸味のバランスの良い味わいが魅力です。(松永 悠)

100%極早生みかんジュース

極早生のジュースはみかんの甘味と酸味をしっかり感じられながらも、さっぱりとした後味で薄さを感じさせない、フレッシュさが味わえる絶妙なバランスの味です。
爽やかな味わいなので、食事やおやつと一緒に飲んだりするのもおすすめ。

100%早生みかんジュース

早生のジュースはかなり強くみかんの甘さを感じられ、明らかに極早生との味の違いを感じることができます。
酸味は少なく、みかんの甘味をダイレクトに味わえるので、大人から子どもまで楽しめる味でしょう。甘味が強いので、ジュース単体でみかんに思いを馳せながら味わうのがおすすめ。

まとめ


みかんジュースは、やさしい甘さと飲みやすさに加え、温州みかんならではの栄養成分が魅力です。
特にストレート100%ジュースは、果実本来の風味や栄養を楽しみやすく、毎日の健康習慣にも取り入れやすい飲み物といえます。
オレンジジュースとは違った日本のみかんらしいおいしさを味わえる点も、大きな魅力です。

ゼロイチふぁ〜むのみかんジュースは、その年に収穫された早生・極早生のみかんのみを使用しているため、毎年少しずつ異なる風味を味わえる特別なみかんジュースです。
肥料から水分量までこだわって育てたみかんから作られており、甘さと酸味のバランスがちょうど良いみずみずしく爽やかな味わいが魅力です。

その年だけの特別なおいしさを、ぜひ一度楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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